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中国聯合航空(ちゅうごくれんごうこうくう)は中華人民共和国の航空会社である。英語社名はチャイナユナイテッド-エアラインズ、正式名称は、中国聯合航空有限公司、略称は聯航である。また、日本語では中国連合航空とも書く。本社は北京市豊台区におかれている。 == 概要 == 中国聯合航空は、1986年12月25日に創立された航空会社である。創立当初の経営母体は中国人民解放軍空軍。本拠地空港は北京の民間機専用空港である北京首都国際空港ではなく、空軍基地がある北京南苑空港であった。また設立直後の保有機も中国民航や空軍がVIP輸送用として運行されていたホーカー・シドレー トライデント(イギリス製3発ジェット旅客機)が主であった。後に旧ソ連製や中国製などの旅客機も導入された。人民解放軍が経営する航空会社であったため、中国を訪問する外国人が利用する民航の時刻表に掲載されていなかった。それゆえ存在がはっきりしない謎の航空会社であるといわれていた。最大38路線に就航していたとされている。 2000年、江沢民国家主席(当時)が主に利用する政府専用機としてボーイング767-300を購入したが、盗聴器などが取り付けられていた。 中国政府が軍部による営利企業の運営禁止(中国の軍は政府ではなく中国共産党が管轄している)する措置を発表したため中国聯合航空は2002年11月に運行停止された。 その後の中国民間航空会社の再編で自然消滅したと思われていたが、2005年10月20日に上海航空の協力の元で企業体制が改革され、中天航空企業系の中国聯合航空有限公司として復活した。 2007年12月11日に、日中両国政府が北京南苑空港と東京(羽田空港)との間に定期チャーター便を2008年8月の北京オリンピック前に日本と中国、双方1日2便ずつを就航させることを検討すると公表されたが〔冬柴国土交通大臣と楊元元中国民用航空総局長との会談の結果について - 国土交通省〕、北京南苑空港の利用について中国当局・人民解放軍の調整がつかず実現しなかった。 現在は上海航空からボーイング737のリースを受けて、北京南苑空港からハルビン、無錫、景徳鎮などに向う国内路線を運行している。格安航空会社への転換を図っている〔中国聯合航空がファーストクラス全面廃止 中国他社にも動き広がる SankeiBIZ 2014.9.8〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「中国聯合航空」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 China United Airlines 」があります。 スポンサード リンク
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